出世すれば幸せになるという空気
会社員での成功とは、出世といった空気があって、みんな業務評価がいくつだったかということで半期ごとに浮き沈みしているのではないだろうか。
私も例外なくそういった考えをしていて、同期より評価が高いことを喜び、また自慢していた。出世するために貪欲に仕事を取っていたし、バリバリ残業もしていたのだ。
そしてあるとき気づいた。出世すると幸せになるというのは誰もそんなこと明言していなくて、ただの空気だったということに。出世で本当に幸せになれるのだろうか?
私の考えは、出世するほど幸せになるのは難しい、だ。
幸せになるということは、いろんな要素があると思うけど、そのいろんな要素というのを満足させるには時間が必要になるのだ。
幸せのベースとなるのは健康だと思う。健康な状態でなければ、とても幸せなんて感じている場合じゃない。
ただ健康になるためにはそれなり時間をかける必要がある。3食栄養バランスの取れた食事を食べないといけないし、運動だってしないといけない。
毎日長時間残業していたら、健康は維持することはできない。
それで出世するとどうなっていく仕組みかというと、確かに給料は上がっていくのだが、労働時間もそれに伴って増えていくのだ。
幸せになるのであれば、給料は上がり、さらに労働時間は減っていかなければならない。残念ながら、会社はそういった労働モデルになっていない。
職位上昇に伴い、労働時間も責任も増え、増えた給料は増えたストレスを打ち消す気晴らしの費用に使わていくだけなのだ。
それでは私たちはどういった働き方を目指すべきなのか。
これについての私の考えをまた明日以降紹介していきたい思う。
それでは。