ゆるい仕事論

人生の達成度を上げる働き方について発信します。

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美しい仕事の減らし方。無駄を削ぎ、洗練させる。②

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昨日はすぐに誰にでも取り組める仕事の減らし方を紹介した。早速本日から実行して時間の自由度を上げている人もいるだろう。

 

今日はそれよりちょっとレベルの高い仕事の減らし方を紹介する。しかし残業無しで安定して帰るためには必須なので、徐々に取り組んでいってもらいたい。

 

既にできる仕事

既に自分でできる仕事は、アウトソースする。同じ仕事をずっとやっていても、生産性はあがらないし、価値も増えないからだ。

 

マニュアルを作るとか、今までやった仕事を整理してデータベースにぶち込むとかして、外に投げれる環境をつくる。

 

後輩/部下がいる場合は、そっちに渡してもよい。この場合は業務を整理するよりも、育成した方がいい。1年くらい手をかけて育てておけば、その後かなり仕事の生産性を上げてくれる。

 

自分のアウトプットは、自分の影響する範囲のアウトプットを含む。後輩を育てることは、結果として自分のアウトプットを高めることにつながる。

 

このことに気づかず教育をおろそかにしていると、いつまで経っても自分が苦しいので、気を付けたい。

 

すでにできる仕事を手放せば、かなり時間に余裕ができるだろう。

 

自分じゃなくていい仕事

自分がやるべき仕事以外はやらない。

 

特に関連部門の仕事までやってしまっている人は多い。仕事できる人は、そういった自分の範囲外の仕事まで、手や口を出してしまう。

 

結果として、自分の本来やるべき仕事がおろそかになり、膨大な業務にただ潰されていく。あるべき姿は、自分じゃないとできない仕事以外やらないことだ。

 

例えば開発部門は、開発をしてくれないと困る。バックオフィスの仕事をフォローすることもできるが、その分新しい商品の開発が遅れてしまうのだ。

 

バックオフィスは一時的に助かるが、長期的にみると会社自体の売り上げ減につながり、結果自分の給料減にもなり得る。

 

結局自分にしかできないことに集中することが、全体の生産性を高めることになるのだ。そのため、自分がやるべきでない仕事は積極的に断るべきである。

 

関連部門の仕事を助けるということは、逆にお互いの利益を減らす行為であることを認識した方がいい。

 

仕事を減らし、尖らせる。

今回紹介した方法は、時間あたりの生産性の低い仕事を減らすということだ。ここまでやりきると、正直仕事はほとんどなくなると思う。

 

浮いた時間は徐々に自分が得意な仕事や、スキルを磨くことに使って、生産性を高めていく。

 

次回からはどういった仕事のやり方をしたら、楽に生産性を上げ続けることができるかということを紹介していく。