美しい仕事の減らし方。無駄を削ぎ、洗練させる。
残業時間を減らすための方法としては、そもそもの仕事を減らすか、時間当たりの生産性を上げるしかない。まず簡単なのは仕事を減らしていくことだ。うまく仕事を減らせるよう、自分がやった仕事の減らし方を紹介する。
仕事の減らし方
まずは簡単に減らすことのできる仕事から、徐々に難易度の高い仕事の減らし方にシフトしていく。正直忙しく働いていると思っていても、無駄な時間は結構ある。無駄がなにか?ということも考えずに働いていて、気づけないだけだ。
不要な会議
自分が参加する必要のない会議には、基本参加しない。ただ情報展開のための会議というのは多い。なんとなく聞いておいた方がよさそう、という会議に参加するのはやめよう。
基準としては、自分がいなければ成り立たない会議以外は参加しない、だ。これをやってみると全然問題ないので、是非試してみてほしい。
今となってはほぼ自分主催の会議しかない。しかも発言しない人間が会議に参加していると、この人は生産性が低いな、と上から目線で見ているくらいだ。
1日1時間の会議を不参加にすれば、それだけで軽度の残業依存者は解放される。
価値を生まない仕事
仕事の中で実は多いのが、直接価値を生んでいない仕事だ。社内に説明するための資料だったり、上司決済をとる仕事だったり。
こういった仕事はほぼしない。
社内説明用にわざわざ資料を作ることは絶対にしないし、もし作らなければならなくなった場合は基本コピペだ。あとは似たような資料があればそれを使う。
僕は勉強が全然できなかった時期というのが人生にあって、テスト勉強をする際簡単な教科を先にやっていた。しかも細かく勉強していたのだ。
すると時間が押して、他の重く難しい教科の勉強をする時間はなくなり、あえなく赤点を取ることに…
当時の友人から、
「アホなの?簡単な方は勉強しなくても赤点にならんから、重い方だけやっとけばいいじゃん?」
と言われて、しばらく経ってその意味に気づいたくらいだ。
当時の僕と同じことをやっている人は会社に多い。資料をいくら丁寧に作ったところで、価値が生まれるわけではないし、適当な資料でも赤点ではないのだ。
完璧主義は捨てた方がいい。
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長くなったので、今日はここまでに。
明日はもっとレベルの高い、攻めの仕事の捨て方を紹介する。